
水アカを落とす3つの方法その2「金属石鹸」記事:山口崇翅
水アカとは・・・?
洗剤の選び方では、水アカとは総称で実は3種類ある事を話しました。
次にご説明するのが「金属石鹸」です。
この金属石鹸、正体は石けんやシャンプー、ボディーソープなどに含まれる脂肪酸と水道水中のマグネシウムが化合してできた物質です。
こんな汚れですね。(半分だけ落としてます)
金属石鹸というと、小難しいようですが身近なものがあります。
洗顔すると顔が突っ張る感じしますよね?
あれは、皮脂が取れているだけでなくびっしりと金属石鹸が付着しているんです。
ただし、お肌は弱酸性に傾く性質がありますのでそのうち中和して無くなってしまいます。
弱酸性の洗顔剤を使うと突っ張らないのはこの原理です。
話はもどりまして・・・
浴室は生き物じゃないので、当然毎日残ります。
蓄積されます。これが、皆さんの落ちない水アカの正体の一つです。
さて、この汚れ。
落とし方なんですが、やはり化合物なので酸を使います。
その酸も、塩酸やリン酸などの無機酸はまっったく効きません。
とある有機酸のとある含有率がめっちゃくちゃ落ちるんですね。
しっかり落とせると、こんな事もできちゃいます。
日本は、軟水なので割と付きにくいんですが海外の硬水だととても大変。
石けんさえ泡立たず使えない場合があります。
軟水だからといって金属石鹸がつかないわけじゃありません。
じわじわと蓄積されていきますからね。
シャワーホース、カラン、浴槽、床、ドア。
かならず、「腰から下に付着する」のが金属石鹸です。
こうなったら、金属石鹸を溶かす洗剤が必要です。
こんな事をできる洗剤。
はい、風呂職人です。
現場で、なかなか汚れが落ちずに金属石鹸が原因だと判明してから5年。
146ロット(146×50=7300現場!)でやっと見つけた成分と含有率。
苦労しました・・・・だから自身持って言えます!
ドロドロに溶かしたい一心で作った風呂職人を是非お試しを!